リゾカジ カジノレポート
どのカジノがお好き?
ラスベガス 2001/ 04/ 09 Written by リゾカジマスター
相性のいいカジノ、好きなんだけどなぜか勝てないカジノ、カクテルガールがかわいいカジノ、レートの低いカジノ。。。。あなた好みのカジノはどんなところ?ベガスのカジノをリゾカジ流に評価してみました。(あくまで主観的な好みです)さてあなたのご意見は?
1)落ち着くカジノベスト3
■バリーズ
■ベラージオ
■マンダレイベイ
個人的には、背後から覗きこむような輩が多い所はゴメン。となると、必然的に通路が広く、面積のあるカジノを選んでしまう。加えて、鉄火場的でない客層も重要な要素。コロナビール片手に、真っ赤な顔の兄ちゃんがプレイするところも真剣に勝負する時には避けたいですね。
そういう意味でバリーズはレートも含めて、自分向きだと実感してます。豪華さもないし、シンプルなレイアウトで面白みに欠けるかもしれません。でも、なぜか落ち着くんですよね。パリスができてから人の流れが影響してますが、バリーズはもっと評価されてもいいんじゃないでしょうか(パリスとチップが共用されてるのはいただけませんが)
ベラージオは言うまでもないでしょう。通路にもう一台テーブル置けるぞ、と言いたくなるくらい、背中がすーすーしてます。人の目を気にしなくていいというのは、ビギナーにとってもいいのでは、と感じます。流れの客が集団で覗きこむのは難しいし、仮にそんな場合もディーラーがきっちり向こうへ行けと言うのも、ここならではでしょう。
で、もひとつが、マンダレイベイ。ストリップの端にあるせいか、流れ客が極端に少ないところです。FVAGASのみなさんが多用しておられるように、リピーター率の高いカジノでしょう。ベラージオ同様、多少敷居が高いことを覗けば、じっくりここでプレイしたくなるはずです。
実はこれを書き始めた去年の前半には、まだデザートインが健在でした。残っていたらきっとベスト3に入っていたはず。でも、落ち着くというより、淋しいと言ってもいいぐらいでしたが(^^ゞ
2)玄人ぽいカジノベスト3
■ホースシュー
■シーザーズパレス
■ミラージュ
なんといってもホースシューでしょう。「World Series of Poker」の舞台でも有名ですが、ここのうす暗く、どんよりした雰囲気は「これぞカジノ」って感じです。通路は狭く、天井も低く、煙草の煙が雲のように垂れ込める雰囲気がなんとも言えないです。
間違っても、みんなでキャーキャー騒ぎに行くところではないです。1deckのハンドヘルドをはじめてプレイしたのがここですが、その雰囲気に酔ってしまって、あれよあれよという間に負けた思い出があります。でも、$2ミニマムのBJなんかもあって、決して敷居が高いというわけではありません。ストリップに飽きたら、一度は訪問してみる価値のある所です。
続いてシーザースパレス。有名なのにここを本拠地にしている日本人が少ない典型的なカジノ。パッケージツアーに組みこまれる率が低く、新しいテーマホテルがどかどか出てきたせいで、周囲でもシーザースの話はとんと聞きません。でも、大昔にはシーザースの東京事務所まであったぐらい、ベガスといえばシーザースという時代もありました。
ここのカジノレイアウトのややこしさはMGMと双璧をなすぐらいですが、個人的にはキライじゃありません。場所によって風景が変わる不統一感が面白く、気分によってテーブルを変える楽しみもあります。
最後はミラージュ。ベガスの奇跡といわれたこのホテル(カジノ)ですが、さすがに古さは隠せません。テーマホテルの中でも天井高は低い方だし、動線はややこしいこと極まりないです。でも、ディーラーを含めたソフト(マネジメント)のグレードの高さは健在です。ディーラーのおばあちゃん率が高いことも、ぼくにとってはwelcome!朝方の何気ない会話も味があって、人生を感じるからです。カリビアンとかのポーカー系ボーナスの高さも定評あるところ。ライブポーカーを含め、テーブルプレイヤーを大事にする姿勢がいいですね。
3)アメリカンなカジノベスト3
■ハラス
■NYNY
■リビエラ
脳天気でにぎやかなカジノと言えば、やはりハラスでしょう。昨今バンド演奏はどこにもある普通のサービスですが、ここの場合はステージがテーブルのまん前にあって、好きじゃないとうるさくてたまりません。がんがんビールをあおるわ、カジノフロアで踊ってる奴はいるわ、これぞアメリカです。慣れるまではテーブルにおとなしく座ってるのがやけに恥ずかしいカジノです。 NYNYは説明の必要もないですね。書いて字のごとくニューヨークそのもの。感覚的ですが、他のアメリカ人に人気のあるカジノの中でも、客の東海岸率が高いような気がしてます。アリゾナとかテキサスから来た、テンガロンハットかぶって顔を真っ赤にしたオッサンてのはほとんど見かけません(他でもそういるわけではいないですが)。
有名な話ですが、トイレの男性用表示が 「GUYS」、女性用が「DOLLS」というように、多少いきってる!という気もしますね。アメリカも西と東、中部、南部とまったく雰囲気も文化も違いますが、ちょっと気取った東海岸の感じがするのはぼくだけでしょうかね?
フラミンゴがベガスの黎明期を飾ったとするなら、ベガスが不動の地位を築いたのはリビエラのおかげといっても過言ではないでしょう。誰もが知ってるフランクシナトラ、ディーンマーチン、ライザミネリ、オリビアニュートンジョンと言ったスターたちは、みんなここで競演しています。今でこそ、新興ホテル群の影で精彩を欠いてますが、スコセッシの映画「カジノ」の舞台になったことでもわかるように、その風格とイメージは健在です。英語を使いこなせて、他のカジノ客とわいわい騒げるならきっと楽しいところなんでしょうね。
4)寒いカジノベスト3
■モンテカルロ
■パリス
■インペリアルパレス
文字通り寒いカジノベスト1はモンテカルロ。夏でも冬でもお構いなしにクーラーがんがん。いつ行っても、「ここは冷蔵庫ちゃうか!」と叫びたくなるほど。あなたが一般的な日本人なら、半袖のTシャツ一枚でプレイするのは避けた方がいいと思います。冷え性の女性ならなおさら。薄手のカーデガン、サマーセーターは必需品です。
また、味も素っ気もないカジノフロアの雰囲気が余計に寒さを感じさせます。あくまで個人的な話ですが、ここのテーブルだけは勝てる雰囲気がしません。けっこう贔屓にしてる人も多いのですが、ぼくにはその良さがわかりません。ほんまに寒いだけちゅうのが感想です。
見た目に寒そうなのが、パリス。屋外にあるカジノをイメージし、天井はパリの青空が描かれているのですが、はっきりいってフォーラムショップスやグランドキャナルショップスの天井と何が違うねん!たしかに天井が高く、開放感はあるんですが、やっぱり屋外のカジノって。。。。
昼間、客の多い時はそれほどでもないのですが、真夜中や明け方の人出が少なくなった時は、ちと辛いです。何か木枯らしが吹くような感じがして、勝っていたらまだしも、負けていようもんなら、もう寒々間違いなし。ぼくならお隣のバリーズに退散します。
「うー、サブ」の筆頭はインペリアルパレス。ここだけは行ってみないと解説のしようもありません。まず、燃えよドラゴンみたいな外見が寒いす。なぜかクラシックカーが置いてあるのも寒いっす。でも、それ以上にここのエントランスの寒さってなんといえば。。。。
例えるなら、田舎の温泉街のゲームセンターというか、土地成金の応接間というか。。。。。ま、一見の価値はあります。時間のある方は、怖いもの見たさで一度トライしてみてください。エントランスさえくぐりぬければ、カジノフロアは意外と普通に見えたりするから不思議。喉元さえ通ればいいカジノかもしれませんよ~。個人的には、外見ほど嫌悪することはありません。むしろ一度ゆっくりプレイしてみたいとさえ思ってます。怖いもの見たさを通りすぎて、臭いもの匂いたさと言えますね(^^ゞ
5)大きなカジノベスト3
オーソドックスなところも押さえておきましょう。でも、大きいって何を指して大きいというのかで変わってきます。まずは、フロア面積ベスト3。(以下データは昨年のものですのであしからず)
<面積>
①MGMグランド(15931?)
②ベラージオ(14400?)
③マンダレイ・ベイ(12541?)
次点にシーザースパレス(12054?)が来るのですが、ほぼ予想通りですね。ちなみにもう少し大きいかなと感じたエクスカリバーは9290?と、モンテカルロ(9486?)より小さかったのは意外でした。 でかすぎると賛否両論のMGMですが、2位のベラージオもこうやって見るとあまり変わらないもの。問題はやはりレイアウトなのかもしれません。 さて、もうひとつの見方はマシン・テーブルの数です。それぞれを見てみましょう。
<マシン台数>
①MGMグランド(3700台)
②ベラージオ(2700台)
③ルクソール(2600台)
ここでも1,2位は同じ顔ぶれ。でもその台数の差に、ターゲット層の違いがはっきり現われてます。ルクソールはイメージ通り。後、面積の割にマシン台数の多いのはNYNY(7804?/2200台)といったところ。
<テーブル数>
①ベラージオ(173台)
②MGMグランド(165台)
③シーザースパレス(144台)
ここで1,2位が逆転。テーブルゲームの王様はやはりベラージオ。名門シーザースパレスが3位に食いこんできています。最近人気のマンダレイベイは、面積12541?、マシン台数2400台、テーブルゲーム数122台とゆったりとバランスがとれているわかります。好まれる理由がここにあるのかもしれません。 ちなみにミラージュとトレジャーはそれぞれ、面積8862?/8825?、マシン台数2245台/2250台、テーブルゲーム数118台/109台と、面積の割にマシン・テーブルとも多いことがわかります。マンダレイベイなんかとは対照的に、設置密度が高いタイプの典型です。どちらがいいかは好みですが、天井が低くて、熱気むんむんとした雰囲気も捨て難いものがありますね。
6)行きたいんだけど、行かないベスト3
こいつは、まったくの個人的見解。いつも一度は訪れようと思うものの、めんど臭くなって行ったことがないカジノを3つ。ほんとに一度は行ってみたいんですよ、いやほんまに。
■リオスイート
■ハードロックホテル
■サーカス・サーカス
ダウンタウンを除いてここ以外に足を踏み入れたことがないのは、もうサンレモぐらいになりました。これらには共通するのは、足が不便に尽きます。ストリップ沿いから離れると、どうも足が遠のきます。ベガスは南北に動くようにできてるんですから、仕方がないところでしょう。
それと、なんかカジノでプレイするイメージがないことも大きいですね。今は無きデザートインやリビエラなんかは一度はカジノを拝まなきゃいけない感じがしましたが、どうも上の3つはカジノは二の次の感じがして、余計に足が遠のくのです。
次回訪問時は、これにサンレモを加えて、お遍路カジノ隊を結成しようかと思っています。こうでもしないと、一生足を踏み入れないかもしれないんで(^^ゞ
7)遊び心のある個性派カジノベスト3
■たぶんハードロック
■パリス
■NYNY
たぶん個性派のトップはハードロックホテルに違いないはずだが、行ったことがないので他人から聞いた想像でしかない。ストラトキャスターのネックがハンドルのスロット、ピアノ型のテーブルと聞くだけでロック好きにはわくわくしてくる。噂のジミヘンのチップにもお目にかかりたいものです。
パリスやNYNYはその街を徹底的に再現したものだけに、細部に渡るまで遊び心がいっぱいです。はじめてNYNYに行った時など、マンホールから吹きあがる湯気に感動したものです。勝った時にウォール街を再現したキャッシャーにチップを持っていくのはなかなか乙なものです。ただ、これも最初だけで、プレイに熱くなると遊び心なんか一切目に入らず、逆に目障りになったりすることも。慣れればオーソドックスなところが、やっぱり良く思えてくるものなんでしょうか。
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